ロボットSI検定とは
ロボットシステムインテグレーション(ロボットSI)を行う上で必要な知識の習得レベル・技術の修熟レベルを測定するための検定試験です。(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会の実施するロボットSI育成プログラムの一環として実施しています。
ロボットSI検定2級
試験の対象
提示された要求設備仕様を理解し、ロボットシステムを構築できる。その際には、機械・電気・制御等の技術面、生産性、安全面、コスト、運用・保守などを十分考慮することが可能であることを評価します。ロボットシステムインテグレーションに関する実務経験10年程度の方が対象となります。
試験の内容
出題範囲
提示された要求設備仕様を理解し、ロボットシステムの構想提案と導入に係る費用の算出を行う。
出題方式
筆記試験(記述式、240分1問)、面接試験(プレゼン5分、質疑応答15分)
合格後の特典
SI検定2級合格カードを発行させていただきます。また、(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会公認の称号「SI ADVANCED ENGINEER」を名乗ることができ、名刺などへ記載可能な下記のようなエンブレムをダウンロードし使用することができます。
試験実施日程
試験実施日程に関してはこちら
ロボットSI検定3級
試験の対象
ロボットシステムインテグレーション全体に関わる知識があり、かつ産業用ロボット(機械・電気・制御の要素技術が盛り込まれている)の基本的な操作を習得しており、外部周辺機器との基本的な連携も可能であることを評価します。ロボット操作に関する実務経験3-5年程度の方が対象となります。
※受験にあたっては、労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条第31号、第32号にもとづく産業用ロボットの安全特別教育を修了していることが必要となります。(教示と検査の両方を修了していることを推奨しますが、どちらか片方でも受験可能です)
⇒SIer協会会員「ロボット安全特別教育実施機関」はこちらより検索可能
試験の内容
出題範囲
ロボットシステムインテグレーションに必要な基礎知識(機械設計、電気設計、ロボット制御、安全知識など)及びロボットの基本操作(ピック&プレース、外部信号の処理)
※「ロボットSI検定3級テキスト」、「産業用ロボットの安全必携―特別教育用テキスト―」(中央労働災害防止協会)記載内容と同等の知識
出題方式
筆記試験(択一式、90分50問)、実技試験(実際のロボットを使用した実技試験50分1-2問)
合格後の特典
SI検定3級合格カードを発行させていただきます。また、(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会公認の称号「SI BASIC ENGINEER」を名乗ることができ、名刺などへ記載可能な下記のようなエンブレムをダウンロードし使用することができます。
テキスト
日本ロボットシステムインテグレータ協会公式テキストに関してはこちら
試験実施日程
試験実施日程に関してはこちら
ロボットSI検定に合格すると
ロボットSI検定に合格すると、認定カードが発行されます。また、各級に応じた称号が付与され、称号ロゴを名刺等に掲載することが可能となります。